売上高が７・６％増の９億３５７８万円　Ｆｕｓｉｃ２５年中間期

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週刊経済2025年2月19日発行号

通期は増収増益見込む

管理、業務システム、ウェブシステム開発などの㈱Ｆｕｓｉｃ（福岡市中央区天神４丁目、納富貞嘉社長）の２０２５年６月中間期決算は、売上高が７・６％増の９億３５７８万円、経常利益が９・４％増の１億２４７０万円の増収増益だった。

クラウドインフラを活用したシステム開発の需要が活発だったことに加え、自社サービスの人事評価サービスや学校向け連絡サービスが大手通信事業者や金融企業、大規模自治体への導入が進んだことなどで増収。利益面は、開発案件の需要増や、単価向上で売上総利益率が改善したことが増益に繋がった。営業利益が８・２％増の１億２３５０万円、中間純利益が１１・１％増の８２６６万円。

通期では、テクノロジー活用による業務効率化を図る企業の需要が堅調で、引き続きデジタルトランスフォーメーション市場に成長傾向の継続が予想されることから、売上高が１９・５％増の２１億５千万円、経常利益が２４％増の２億６２００万円、営業利益が２５％増の２億５９００万円を見込んでいる。