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地方創生の政策アイデアコンテストで受賞 中村学園大学


週刊経済2025年1月15日発行号

太宰府の課題と強みに着目

中村学園大学(福岡市城南区別府5丁目、久保千春学長)は12月3日、内閣府地方創生推進室が主催する「地方創生☆政策アイデアコンテスト2024(大学生以上一般の部)」で「九州経済産業局長賞」を受賞した。

同コンテストは、地域経済分析システム「RESAS」などの活用で課題を分析し、地域を元気にする政策アイデアを募集するもの。受賞したのは流通科学部流通科学科の草野ゼミに所属する3年生5人。タイトルは「山の伏流水で地域活性化~福岡県太宰府市に跨る宝満山の水を利用~」。RESASでの分析から見えてきた太宰府の課題と強みに着目し、宝満山の伏流水を活用して学問の神様である太宰府天満宮にちなんだブランド商品を作り、地域の活性化を提案する内容。同日付で福岡合同庁舎本館(同市博多区博多駅東2丁目)の九州経済産業局会議室で表彰式とアイデア発表会が開催され、星野光明局長から表彰状が授与された。