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博多区金の隈と中央区警固に葬儀場を建設 長崎のメモリード


週刊経済2021年6月22日発行

8~9月完成予定

冠婚葬祭業大手の㈱メモリード(長崎県長与町、吉田昌敬社長)は、福岡市博多区金の隈1丁目と同市中央区警固3丁目に葬儀場を建設している。
「メモリードホール金の隈」の場所は福岡南バイパス沿い、金の隈料金所南東側。これまで空白だった粕屋郡志免町エリアを強化する。敷地面積は2059㎡、建物は木造平屋建てで床面積は335㎡。セレモニーホール、控え室、バスルーム、寝室などを備え、収容人数は100人程度。施設中央には吹き抜けを設け、明るい空間を演出するという。駐車スペースは54台。8月の完成を予定している。
警固3丁目に建設の葬儀場の名称は「メモリードホール薬院」。場所は福岡市営地下鉄「薬院大通駅」南西側。「メモリードホール福岡」の駐車場の一部に建設する。敷地面積は465㎡、建物は木造平屋建てで床面積は187㎡。セレモニーホール、控え室、バスルーム、安置室などを備え、収容人数は20人程度。駐車スペースは20台。9月の完成を予定している。
同社は「葬儀場の半径2キロ圏内を商圏に、それぞれ月間葬儀施行件数10組を目標にしている。家族葬の需要増加を踏まえ、小規模の葬儀場の建設を加速していく」と話している。
同社は1969年7月設立。資本金28億6840万円。決算期5月。従業員3200人。