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北九州市八幡西区に木造2階建て新社屋 FCホールディングス
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週刊経済2025年3月12日発行号
延べ床面積444㎡
交通・都市など調査・計画・設計コンサルタントを手掛ける㈱福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、栄徳洋平社長)の持ち株会社、㈱FCホールディングス(同、福島宏治社長)が北九州市八幡西区南鷹見町に建設していた木造2階建て社屋がこのほど完成し、2月10日から稼働した。
グループ会社間の連携強化および保有する知財の集約と研究開発の促進、職員増加も踏まえた職場環境の整備が狙い。名称は「FC折尾ビル」で、場所はJR折尾駅南東側。敷地面積1074㎡、建築面積287㎡、延べ床面積444㎡。1階に生物生態系の調査・研究を手掛ける㈱エコプラン研究所(北九州市若松区高須西1丁目)の本社、2階には昨年設立したインフラメンテナンス、トータルサービスを手掛ける㈱インフラ・テックソリューションズ西日本(同市小倉北区鍛冶町2丁目)の本社を移転した。また、FCホールディングスと福山コンサルタントはサテライトオフィスとしての利用を予定しており、グループ内外の共創の場および新技術などの研究開発拠点としての活用を進めていく。同社では「資源の持続可能性や環境など、SDGsに配慮して木造建築とした。敷地の一角には、近接する北九州研究学園都市に在する大学や研究機関や近隣地域社会との「共創」のシンボルとして、六角堂様式の建物を設けた」と話している。
同社は2017年1月設立(中核会社・福山コンサルタントは1949年創業)。資本金4億円。24年6月期売上高は85億2600万円。