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前年同月比6・0%増の223億3477万円 福岡市内4百貨店の11月売上高
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週刊経済2025年新春特別号
38カ月連続のプラス
福岡市内4百貨店の11月売上高は、前年同月比6・0%増の223億3477万円で38カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が12月24日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では身のまわり品が72億5356万円(7・7%増)、雑貨が55億9440万円(12・1%増)、衣料品が43億5487万円(3・5%増)、食料品が38億8565万円(2・8%増)、家庭用品が3億4571万円(16・5%減)、食堂・喫茶が2億327万円(5・2%減)。インバウンドの影響もあり4百貨店ともに引き続き好調だった。化粧品エリアのリモデルやクリスマスコフレが寄与し、化粧品の売り上げはインバウンドに限らず良かった。加えて、新年に向けた食器やインテリアの新調も見られた。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では0・2%減の206億5198万円で2カ月連続のマイナスとなった。商品別では食料品が78億3187万円(1・9%減)、衣料品が53億2773万円(2・7%減)、雑貨が32億1694万円(1・0%減)、身のまわり品が24億1615万円(8・3%増)、家庭用品が9億4266万円(3・5%増)、食堂・喫茶が5億731万円(3・6%増)だった。
全国の売上高は3・4%増の5167億円と2カ月ぶりのプラスで、入店客数は0・8%増。円安基調の中、紅葉シーズンだったこともありインバウンド消費が寄与した。売上高514億円(30・4%増)、購買客数51・8万人(35・3%増)と、ともに11月では過去最高を記録。そのほか、気温の低下でコートなどの冬物重衣料を中心に防寒商材も良く動いた。また、クリスマスやボーナス前にアクセサリーなどの下見に訪れる客も多かった。
表はこちらから。