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前年同月比4・0%増の294億7232万円 福岡市内4百貨店の12月売上高
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週刊経済2025年2月5日発行号
39カ月連続のプラス
福岡市内4百貨店の12月売上高は、前年同月比4・0%増の294億7232万円で39カ月連続のプラスとなった。
日本百貨店協会が1月24日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では身のまわり品が92億3846万円(0・6%増)、雑貨が69億3003万円(15・8%増)、食料品が65億1856万円(2・4%減)、衣料品が52億7029万円(7・3%増)、家庭用品が4億4914万円(1・9%減)、食堂・喫茶が2億3781万円(6・7%減)。インバウンド消費が大きく寄与し4百貨店ともに引き続き好調。高額時計など単価が高いラグジュアリー商品、クリスマスや正月の年末商戦はあったものの、物価高の影響で大きな伸びは見られなかった。
また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(12店舗)では0・8%減の250億3954万円で3カ月連続のマイナスとなった。商品別では食料品が100億522万円(2・8%減)、衣料品が60億5163万円(2・1%増)、雑貨が39億9424万円(2・0%増)、身のまわり品が29億437万円(5・6%減)、家庭用品が10億7243万円(1・5%増)、食堂・喫茶が5億9844万円(5・0%増)だった。
全国の売上高は2・8%増の6616億円と2カ月連続のプラスとなった。インバウンドと高額商品、化粧品に加え、気温低下により主力の衣料品も伸長した。また、外商催事や物産展などイベント施策も寄与したほか、年末商戦が活況だった。
表はこちらから。