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六本松に若者対象の相談機関開設 福岡市


週刊経済2022年7月20日発行

若者支援機関・団体と連携

福岡市は8月23日に、社会生活の上で困難を抱えている若者を支援する相談機関、「ユースサポートhub(ハブ)」を福岡市中央区六本松に開設する。
不登校や引きこもり、就職不安などで悩みを抱える15歳以上の若者を対象とした相談機関で、公認心理師や社会福祉士等の専門相談員が行政機関、民間団体と連携してサポート方法を考え、最適な支援先を紹介する役割を担う。場所は中央区六本松2丁目のオフィスビル「ストアフロント」402号室。対象は市内在住の15歳~39歳までの市民とその家族。相談方法は来所相談だけでなく、電話相談でも対応する。開所に先立ち、4月に若者支援に関わる行政の20機関、民間の27団体が参画する「福岡市若者支援団体ネットワーク」を設置しており、個別の支援に加えて適切な専門機関・団体を紹介する。
高島市長は開設の狙いについて、「義務教育の間は学校を通じたサポートが受けられるが、その後はどこに相談していいのか分からないという若者も少なくない。そうした人たちが気軽に相談できる拠点を目指していく」と話している。