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八女市本町の神社境内に古民家カフェ カミカケ
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週刊経済2025年2月5日発行号
吉開社長の実家を活用
ソフトウェアの企画開発や神社、仏閣に納める御守り、御札の販売斡旋の㈱カミカケ(八女市本町、吉開雄基社長)は1月11日、八女市本町の福島八幡宮境内に古民家カフェをオープンした。
同八幡宮の宮司を兼務する吉開社長の実家を改装し、神社の文化と八女の食を体験する地域交流の場として初出店した。店名は「カミカケ茶屋」。場所は中宮野町交差点北側。店舗面積は144㎡。座席数は34席。メニューは、おむすびやスープ、鯛の鱗揚げなどがセットとなった「かみさまのごはん」(2750円)、「鯛だしうどん」(1320円)や「神社パフェ」(1650円)、刺身盛り(979円)などで、祈祷済みの食材を使用した。ドリンクはオレンジを使用した「福島八幡宮ご利益ドリンク」(770円)、古賀製茶屋の抹茶を使った「抹茶ラテ」(660円)など8種類。テイクアウトメニューは「おむすびライスバーガー」(1100円)や珈琲(550円)など8種類。想定客単価は1300円~2800円。初年度目標売上高は1億円。スタッフは5~7人で、営業時間は午前11時~午後5時。
吉開社長は「参拝後に寛いでいただきながら、日本に古くから伝わる習慣や文化を体感できる老若男女が行き交う場所を目指す」と話している。
同社は2023年4月設立。資本金300万円。従業員2人。