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仙台塩釜港に大型コンテナ荷役機械を提供  博多港ふ頭    コンテナターミナルの早期復旧復興を支援


博多港コンテナターミナルを管理運営する福岡市の第3セクター、博多港ふ頭株式会社(福岡市東区香椎浜3丁目、江頭和彦社長)は、東日本大震災で被災した宮城県仙台塩釜港高砂コンテナターミナルの早期復旧復興を支援するため、宮城県(村井嘉浩知事)に大型コンテナ荷役機械を提供した。
震災後、宮城県がコンテナターミナルの早期再開に向け、被災した機械の代替機を探しているとの情報を得たことから、同社から宮城県に対して機械の提供を申し入れるとともに、国土交通省港湾局や福岡市の協力、日本港運協会による斡旋などを経て実現した。提供したのは重さ30トンのコンテナを搬送・段積み出来るストラドルキャリアと呼ばれる荷役機械で、同社が博多港の国際コンテナターミナルで保有していた18台のうちの1台。全長16・2m× 幅4・4m× 高さ10・3m、重量は約45トン。
 荷役機械の輸送は博多港運協会(八尋脩会長)の協力で8 月13日に香椎パークポート・コンテナターミナルで船積みし、海上輸送を経て17日に仙台塩釜港に到着した。