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今年度の生産台数は過去最高の16万台  日産車体九州    生産体制強化で能力向上


 自動車製造の日産車体九州株式会社(福岡県京都郡苅田町、木村昌平社長)は、今年度の年間生産台数が約16万台となる見通し。
 これまで工場の生産体制は、昼夜の2交代制だったがここ数年フル生産状態が続いていた。そこで従業員の負荷の軽減や販売部門からの生産の要望に応えられるような生産能力向上を目的として、昨年10月中旬から3班3交代で生産ラインを稼働している。これにより、生産能力は以前の体制の年間12万台から17万台規模までに上げることが可能となった(休日や残業は含まず)。昨年1月~12月の生産台数は15万7000台に増加している。1時間当たりの生産台数は34台。日産自動車と資本業務提携している三菱自動車の水島製作所(岡山県倉敷市)から従業員163人を派遣して1年間という期間限定で勤務している。工場勤務者数は2150人。
 また同社は8割近くを海外に輸出している。中近東向けの四輪駆動の車両「パトロール」や北米向けの車「インフィニティ」さらに昨年6月に生産開始した北米向けのスポーツ多目的車(SUV)「アルマーダ」、そして国内向けだけでなく中東、アフリカ、東南アジアに輸送している「NV350キャラバン」といった車種が好調。国内では「エルグランド」も好調に推移している。木村社長は「世界経済をみると原油安の中東では需要が低迷していることやアメリカの新政権などで見通しが不透明ではあるが、通商政策など見ながら進めていきたい。今後も品質、コスト、それぞれ競争力を上げながら、培ってきた力を発揮していく。17年度の生産台数は16年度並みかそれを超える台数が生産できるように頑張っていくとともに、福岡の経済はもちろん、雇用面などのでも貢献していきたい」と話している。
 九州工場の主な車種と1年間の生産台数は、インフィニティが約1万9500台、パトロールが約2万6500台、アルマーダが約2万台。