NEWS

中間期の営業収益は8・0%減の631億800万円 ミスターマックス・ホールディングス


週刊経済2021年10月26日発行

巣ごもり需要の反動減で

大手ディスカウントストアの㈱ミスターマックスを中核とする㈱ミスターマックス・ホールディングス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)の8月連結中間決算は、営業収益(売上高+不動産賃貸収入+その他の営業収入)が前年同期比8・0%減の631億800万円、経常利益が29・7%減の25億5900万円の減収減益だった。
新型コロナウイルス感染症予防による巣ごもり需要の反動減に伴い、家電やインテリアなど単価の高い商品を中心に売上高が減少。一方でペット用品や園芸用品は前年を上回って推移しており、コロナ禍で高まった巣ごもり関連商品は伸長した。この結果、営業収益は8・0%減となった。経費面では物流コストやキャッシュレス決済手数料等の変動費が減少し、セール企画の見直しなどから販売費及び一般管理費は前年を下回ったが、売上高の減少が影響し経常利益は29・7%減となった。
通期では営業収益が1244億円(5・6%減)、経常利益が43億円(25・2%減)の減収減益を見込んでいる。