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ランプサイド休憩所の供用を開始 福岡国際空港


週刊経済2025年1月29日発行号

屋外作業員向けの共用休憩所

福岡空港を運営する福岡国際空港㈱(=FIAC=福岡市博多区下臼井、田川真司社長)は1月24日、国内線側に整備していたランプサイド休憩所の供用を始めた。

同休憩所は、屋外で荷物の積み下ろしや給油などグランドハンドリング業務に携わる作業員向けの休憩所として、搭乗橋を備えない国内線側の16番スポット付近に開設した。延べ床面積は約30㎡。同エリアは各社の事務所、休憩室から遠く、航空機が到着するまでの間に雨風や暑さ、寒さをしのぐことができない状況で、近年の異常気象や温暖化を踏まえ、FIACが事務局となり、顧客満足度や従業員満足度の向上を目指す「チームFUK」に参加する企業の作業員が利用できる休憩所として整備されてきた。空港内に整備された共用休憩所は2カ所目。