NEWS
シンガポールのホテルグループと合弁会社 ロイヤルHD
Tag:
週刊経済2025年2月19日発行号
35年までに21棟、売上高210億円目指す
ロイヤルホールディングス㈱(福岡市博多区那珂3丁目、阿部正孝社長)は、3月にシンガポールのホテルグループと合弁会社を設立。日本でのラグジュアリーホテル事業に参入する。
アジアをはじめとする外国人富裕層の宿泊需要が着実に増加すると見込まれる中、ラグジュアリーホテルをグローバル展開するグループと手を組むことで、ニーズが高まるラグジュアリークラスのホテル展開の足掛かりを作る。2035年までにホテル21棟、売上高210億円を目指す。
合弁会社の社名は「ロイヤルマイナーホテルズ㈱」(本社・東京都世田谷区桜新町1丁目、本山浩平社長、資本金1億2千万円)で、グローバルにラグジュアリーホテルやリゾート・ブランドレジデンスを展開するMinor Hotel Group Limited(タイ・バンコク、以下マイナーホテルズ)が100%出資するシンガポール子会社「MHG INTERNATIONAL HOLDING(SINGAPORE)PTE LTD」との折半出資で設立する。
これによりロイヤルが持つ「リッチモンドホテル」の運営を通じて培った国内におけるビジネスネットワークやホスピタリティ力、マイナーホテルズのラグジュアリーホテルブランド運営の独自性と専門性、及び世界最大の独立系ホテルブランドアライアンス「GHA」を活用した集客力を生かしながら、日本市場においてマイナーホテルズが展開する「Anantara」「Avani」「Tivoli」の3ブランドを展開していくことで、事業の飛躍的拡大を進めていく。