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シェアードサービスの新会社 西部ガスホールディングス


週刊経済2025年2月12日発行号

将来的にはグループ以外の業務受託も

西部ガスホールディングス㈱(福岡市博多区千代1丁目、加藤卓二社長)は、経理・人事など間接業務を集約、受託する新会社「西部ガスシェアードサービス㈱」を設立した。1月6日付。

同社は2021年に実施した事業体制変更後、グループの一部会社に対してシェアードサービスを展開してきた。今回、新会社を立ち上げることで集約対象を拡大し、業務の効率化・高品質化・安定化を図るとともに、グループ事業構造の変革を推進していく。将来的にはグループ以外の業務受託の可能性も検討していく予定。新会社は本社内に置き、資本金は1億円。主業務は経理(会計・決算)、人事(給与計算)の受託。サービス提供会社数は15社で順次、提供先を拡大していく。社員数は約60人。

西部ガスグループは、中期経営計画「Next2024」において、シェアードサービスの拡大などコスト改革の実行を掲げており、新会社を設立して一層の安定的な事業運営と競争力向上に向けた経営基盤の強化を目指す。