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“不動産×IT×人”掲げた新中計スタート

基軸となる管理事業で管理戸数1万2,000戸を突破した㈱Good不動産は、2022年までの新たな中期経営計画をスタートさせた。計画内では“不動産×IT×人”を企業スローガンに掲げ、人材の育成と業務の最大効率化を図る。上場の準備も本格化し、「不動産の総合サービス企業」へと着実に歩みを進めている。

AIを導入し業務の最大効率化図る

中期経営計画内で掲げる“不動産×IT×人”は、IoTや不動産TECなど近年注目が集まっている技術を不動産業に掛け合わせることで「業務の最大効率化」と「情報の透明性」、そして、人材の育成を円滑に進めていくものだ。
企業の成長を支える優秀な人材の獲得が少子化の影響で難しくなる中、少ない人数で多くの業務をこなせる環境づくりは企業にとって課題といえる。書類のやり取りが多い同業界で、同社では3年前からIT技術を導入し、業務上のペーパレス化に取り組んできたことで、大きな成果を上げてきた。
「現在開発しているAI(人工知能)が稼働すれば、仲介店舗での問い合わせや管理物件のトラブル対応、適切な家賃設定など、既存の社員が負担している業務を少なくすることができる。結果的にサービスの質向上にもつながる」と話す牧野社長。昨年12月にはオーナー向けアプリをリリースし、スマホやタブレットの画面上で問い合わせや入金状況などを確認できる仕組みを導入したが、将来的には同アプリにもAIを組み込んでいく予定だ。
「これらの仕組みが順調に回れば、現在の人員に対して負担を増やさずに、事業を拡大することができる。また、ITをベースに透明性のある情報をリアルタイムに発信することで、オーナー様やお客様と当社の間で情報の格差が生じないようにしていく」と牧野社長はIT技術を導入する狙いを説明する。

グループ多角化は「人材の受け皿」

現在、グループの軸となる管理事業を中心に賃貸仲介・売買仲介・リノベーションといった各事業の底上げを図っている同社。同時に金融や保険、相続コンサルタントも視野に入れた「不動産の総合サービス企業」へと変わろうとしている。総合的な提案ができれば、これまで以上にオーナーをサポートできるからだ。加えて、人材育成においても事業の多角化は重要なポイントだと強調する。
牧野社長はその理由を「当社が人材を採用する際に重要視するのは、まじめで、誠実で、努力を惜しまずに物事に取り組めるか、ということ。その素質を持つ人は、賃貸仲介や管理の仕事が向かなくても、他の事業部で力を発揮できると信じている」と語る。
人材の受け皿を増やすことで、社員が活躍できる場を提供する。同時にそうした人材が提案力や人間力を身につけられるよう、社員研修などの人材育成に力を注ぎ、自己成長のバックアップ体制を強化している。

上場に向けて本格始動

中期経営計画内では、管理戸数2万戸、仲介店舗10店舗体制、シニア事業への参入など、多くの目標を定めている。その一つに株式上場がある。すでに証券会社や監査法人との協議に入り、今後は本格的な上場準備が進められる。
「地場で上場している不動産業は少ない。上場を果たすことで、ブランディグの向上につながるだけでなく、信用力も高まる。これまで以上にオーナーに有益なサービスを提供するとともに、透明性のある企業として、さらにオーナーから信頼して頂くとともに、社員にも安心して長く働ける環境を整えるために上場を一つの手段として、着実に成長したい」。牧野社長は力強く語った。

採用情報
募集職種/総合職(営業セクション、リノベーション営業セクション)、事務職
応募資格/短大、専門、大学、大学院新卒見込み、同既卒(2016年以降)
採用実績/2017年5人、2018年3人
採用予定/10人程度
問合せ先/TEL.092-737-1188
担当/重安、宮西

(ふくおか経済EX2018年)


会社情報COMPANY PROFILE

会社名
Good不動産 (グッドフドウサン)
代表者名
牧野修司
所在地
〒810-0041 福岡市中央区大名1-14-45 [MAP]
TEL
092-737-1101
企業ホームページ
http://www.good-fudousan.co.jp
設立
2009年3月
創業
資本金
9,000万円
従業員数
61人(グループ連結103人)